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2015-09-29

死ぬほどMMORPGがやりたいのにできない、その理由。

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あと半年で死ぬとしたら何をする?という究極な質問があるが、僕はこの質問に対してMMORPGと即答するよ。1秒かからないだろうね。

しかし続けられない、飽きたからやめたというわけではない、僕の特性のひとつに飽きないというのがあるくらいやり始めた物事って飽きないんだ。

 

今まで2回引退したことがあるのだが、一回目は生活リズムを崩したからだ。

あまり自制心のない人がMMORPGをすると、無茶な生活リズムになってしまう。これはもうテンプレ中のテンプレである。もちろん僕も例外ではなく、競技性が高いゲームをプレイしていたときは夜早く寝ていたはずだったのだ。

MMOはイベントが深夜の1時とかにあったりするし、やっぱりリアルタイムで人と繋がっているだけあって非常に面白い。そのためプレイヤーはどんどんだらしなくなっていくものなのだ。

というわけで口内炎が出来たのをきっかけにMMOを引退することにしたのが一回目。

 

それからは復帰するまでに結構ライフハックにも詳しくなった、普段の私生活もかなり規則正しかったのだ。

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2回目のMMO復帰、それは人生でも5本の指に入るほど幸せな時期だった。

さて、規則正しい生活、毎月の課金額も用意して復帰後とても楽しくプレイしていた。

たまに夜更かしすることがあっても、毎日夜の10時には寝ていたね。昼間の仕事にも全く差し支えないどころか、毎日帰宅するときに「こんなに楽しい気分で家に帰る人間っているのだろうか?」っていつも思っていた、それが少し誇らしかった。

人生において毎日幸せを実感する時期って中々ないと思う、今この記事を書いている最中も順調ではあるが、ここ最近幸せを感じたことはない。

 

さきほど書いた通り、大半のMMOプレイヤーって私生活ロクでもないので、ゲームの専門的な訓練を積んでなおかつ装備がいい僕のようなプレイヤーはほとんどおらず、まるで王様になったような全能感を毎日感じる日々だった。

最高に幸せだった。

別にお金持ちじゃなくってもいい、幸せな家庭を築けなくってもいい、毎日MMORPGで気の合う人と気のいい時間を過ごせれば人生それが幸せだと感じる日々だった。

今でもこの考えは間違っているとは思わない、慎ましくても毎日が幸せなら人生それでいいはずだ。

 

気の合う人と気のいい毎日を過ごす幸せな日々

2度目のMMOは前引退したゲームに復帰したのだが、引退前から仲良かった人がまだそのゲームを続けていたのである。その人をLさんとしよう。

Lさんはとても装備が強く、復帰したてで僕の装備が弱かったときにギルメン達を狩りに誘ったときには

ギルメンA「なんでこの人いるんだ?」僕「知り合いなんだよ」ギルメンB「嘘つけよwww」

と言われるくらい圧倒的に強かったのだ。君ならどうする?最高だった。

 

そのうち僕も装備がどんどん強くなっていき、他のプレイヤーの何十倍も火力も耐久力もあるという強さになった。おそらく当時は一番強かった気がする。

Lさんも装備が強いので、ふたりでPT募集をすれば一瞬で埋まるし、おまけにLさんは正確も口調も非常に女性っぽかったので周りからすると大変僕は羨ましがられていたに違いない。

今考えるとあまりにも硬派すぎた自分を恨むばかりである。

 

キャラクターが強ければ、フレンドもどんどん増えていくし、知り合いが多ければ人格も良いというイメージが付く。

人に囲まれた僕のMMOライフは余りにも順調で、こういう日々が一生続けば、人生も悪くないって当時はいつも思っていたものだよ。

ゲーム内で一番仲良かった人が少しづつおかしくなっていった。

一番仲良かったのは当然Lさんである、前から効率にこだわるところがあったが、段々とそれが病的になってきた。

ゲーム内の金策というのは時給で言えば物凄く頑張っても精々200円くらいである。こう書くと遊びながらそれは全然悪くないんじゃ?って感じるが、MMOの金策というのは、ただ金策するだけだから遊びではない。

MMORPGで男性で金策をする人は少ない、寝ていたほうがお金になると思うし、お金を稼ぐなら別なことをしたほうが効率ってレベルじゃないからだ。

女性というのは最終的に延々と金策をするようになる傾向があるらしい、そんなことをMMO歴が長い男性プレイヤーは言っていた。

 

Lさんに聞いてみれば案の定そうだったらしく、一着3万円もする課金アバターが10着くらい欲しいみたいなことを言っていた。

延々金策するものだから、チャットをすることもなく、寝不足なのかたまに会話をしても全然噛み合わなかった。

 

対戦ゲーム出身の僕はいつも誰かとSkypeをしながらプレイしていたのだが、Lさんは妙に嫌がるのでそれもできなかった。

僕からすると中の人の性別や年齢はどうでもよかったのだけれどね、ゲームの世界って性同一性障害多すぎて珍しくもないし。(男性のほうが発症率が高いので、ワケありの男性プレイヤーが多いゲームの世界では話題にすらならないほど。)

 

そして僕は2度目の引退をした

理由は余りにも自分が何もできなかったからだ、特別に収入が高いわけではないので湯水のごとく時間もお金も使えないのだ。

フレンドは他にもたくさんいたし、他のフレンドと遊んでも同じくらい楽しかったが、自分の無力さを気にせずプレイするには僕は年を取りすぎた。

 

 

僕が朝に家を出るのが7時、家に帰ってくるのが18時、夜寝るのが22時。人生に劇的な変化を起こすにはMMORPGをやめる必要があったのでやめたのである。

数か月前までは何も問題がない幸せな日々を過ごしていると思っていたけれど、それは大きな間違いであった。

自分はなんの成長もない、考えうる最低な人間になっていただけだったのだ。

 

「人生は迷路だ。 行き止まりの一つがこれだ。」― タジームの凪魔道士、ノヤン・ダール

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