エッセイ

ぼくの人生で最も癒されたコンテンツはMMORPGだった

MMORPGというのはマッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲームの略さ、RPGを付けずにMMOというのが一般的である。

 

ぼくがなぜ突然こんな、基〇外じみたタイトルで文章を書こうという気分になったのは、少しでも世の中の人に知っておいてほしいからだ。

本日は一年くらい前、久々にMMOが急にやりたくなり、ある程度プレイしていく上で発見した出来事について発表していきたい。

 

プレイヤーの傾向とぼくが浮かんだ疑問

ゲームにはたくさん種類があり、対戦ゲームというのは基本的に知識を深めていくという方向性である。たいてい反復練習も必要なものが多く、ようはかなりのエネルギーを使うということだ。

しかしMMOにはそれがない、ただ時間を潰すのみである。上手い下手というのはほとんど関係がなく、何か色々なことに疲れている人が人口の大半を占めてプレイしていた。

 

敵を倒して経験値などの資源を得るのだが、その場合は自キャラの火力が高いほど効率が良い。だけどそんなことを気にしているのはプレイヤーの1割程度であり、残りの9割は強い弱いとか気にしていないのである。格闘ゲームでいえばCPUを倒せない、LOLでいえばCoopに負けるレベルである。

僕は長年ゲームやりすぎていて、常人の2000倍上手で感覚がおかしいのだが、そうだとしてもこんなに下手な人多いのは何故だろう?と考えながらしばらくプレイしていた。

 

単純作業には心を落ち着かせる効果がある

ある日突然気づいたのだが、理由はそれほど難しくなくって、プレイヤーは競いあっているのではなく心の傷を癒しているのだろう。

MMOは単純作業の繰り返しである、トロフィーコンプ的なことをしようと思えば作業量が半端じゃなく多いし、そうでなくってもデイリークエストだけで1時間くらいかかったりするのだ。

普通の生活をしている人では全く消化しきれないほどの莫大なコンテンツというわけだ。

 

いくら簡単で単純な作業といっても、ある程度楽しさを感じるようには作られているし仮想空間でキャラを動かすというのはかなり面白く、時間を忘れる楽しさがある。癒されていこう

 

自分のキャラクターは美男美女である

僕は装備が強かったのと、女性キャラを使っていたのと、明らかにゲーマーゲーマーしていたとかいろんな理由があって、フレンドの大半が女性プレイヤーだった。

彼女たちは、外見を好きなように変えれるのは魅力的だと言っていた。何万もする課金アバターを何着も持っていた人が多かった・・・

男性の場合、自分の外見にコンプレックスのある人は女性に比べて明らかに少ないだろう。僕もそうなので、ここは盲点だった。僕が男だからなのか、ゲーム内のアバターがほしいという感覚がすでにわからない。

色々言ったが、これも楽しく時間を過ごせる要員のひとつであることは間違いない。そしてその比重は大きいのだ。

外見の平等化、素晴らしい。癒されていこう

仮想空間なので現実の話をすると嫌がられる

ここは対戦ゲームと大きく違うところだ、年齢性別を聞くとかなり嫌がられてしまうのだ。

そのためにWASD移動のゲームでWを人差し指で押す女性に、指の置き方とかボタンの押す順番とかを教える際に、Skypeではなくチャットで伝えなければいけないときは結構大変であった。

男性と女性では眼の作りなどが色々違うので、ゲーマーの僕としては、よく一緒にプレイする人の性別を知っておきたかったのであるが、聞くと大体嫌がられた。

 

楽しい時間を過ごしているときに、いきなりそんな話題を振るのは興がそがれるのだ。これはMMORPGのNG行為のひとつとして是非、心に刻み込んでおこう。

装備の強い人はスーパーロボット大戦impactの飛影のように、黙々と敵を倒しているのが歓迎される。間違いない。

 

まとめ

他では決して癒せない悲しみを癒してくれる それがMMO

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