昨夜寝る前にナポレオン・ヒルの思考は現実化するを少し読み返していたのですが、そこに自己評価のチェック項目がありました。
久々に本や漫画、映画やアニメなどを見ると感じ方も以前とは違うとよく世間で言われる通りに、色々思うところがあったのでこれは是非立ち止まって考えるべきかなと。
それでは早速いきましょう、成熟できない原因とは以下の10項目です。
- 偽りの顔
- 利己的な態度
- 被害者意識
- 自制心の欠如
- 物事を先延ばしにする
- 人をけなす
- 自画自賛
- 容赦のなさ
- 偏狭さ
- 自己弁護
Napleon Hill、田中考顕 訳「思考は現実化する」きこ書房、1999、P598~599
1.偽りの顔
これは去勢を張るのはよくないことで、見てのとおりの人間であることが良い、という項目でした。
インターネットのSNSなどは大半そうであるらしいです、僕自身にも覚えがあります。あれは小学生のときでした、バイオハザードというゲームを持っていなかったのに、持っているふりをしてクラスの持っている人達と会話していた覚えがあります。
当時のゲームってなんか妙に高かったですからね、物を持っていることがステータスだと北川少年は考えていたわけです。貧しい心の持ち主であったな・・・
ちなみにプレイステーションの前にはスーパーファミコンというハードが一般的だったのですが、FF6とか10000円以上してました。国民的ゲームなだけに誰もが買うんでしょうが、ちょっと高すぎると思いませんか?
当時の子ども達は、自分が将来大人になったらセリスやティファみたいな女性と結婚したいと思っていたはずなのですが、どうして世の中こんなにも少子化になってしまったのか。
今セガサターンの話は関係ないだろ!いい加減にしろ!!とお怒りになっている人もいますので話を戻しますと、私自身はこの偽りの顔という項目は克服できていると思います。
2.利己的な態度
これに関しては生まれながらにして全くないと言い切れる自信があります。ただしそれが本当にいいことなのかどうかわかりません、少しはあったほうがいいかなーと個人的には思っているのですが、これは不誠実ということですから、利己的ではないほうがいいのでしょう。
人は昔から集団で生きる生物なので、すなわち不誠実というのは最も人から好かれないタイプのひとつであります。
日本でも利己的でない男ベスト10に入るのではないかなと自分で思うくらい、生まれてこの方こういう態度を取ったことはないと断言できます。
3.被害者意識
極論を言うと生んだ親が悪いとかいうやつですね、私も幼い頃はこういう被害者意識はたっぷりありました。過去の記憶を思い返せばキリがないくらいです。
克服したきっかけは競技的なゲームをするようになってからでしょうか、ゲームといえども上達のためには強靭なアスリート精神があったほうが大分有利だったりします。
もうひとつのきっかけはある日突然思ったことなんですが、常人の何倍も頭の良い人がいたら「生まれた家や外見などといったものは本当にどうでもいいんだろうな」といった考えも大きいかもしれません。
三つ目は私自身付き合う人が、学生時代や若い頃に比べて最近は意識して選ぶようになったのも大きい要素かなと考えています。
4.自制心の欠如
あまり癇癪は起こさない落ち着いたタイプであると周りの人は思っているだろうし、私も自分がそうであると認識しています。
ただこれはある程度今の生活に余裕があるからでしょう、思春期の時は酷いものでした。
お酒を飲まないといったナルシスト的な性格も一役買っている可能性は大きい気がします。
5.物事を先延ばしにする
この項目に関しては最近というか数年かけて少しづつではあるが克服しているような気がします、ただ10点満点だとすれば良くて2点でしょう。
4点以下が赤点とするならばちょっと話にならないレベルであります、反省したい。
この項目を克服しない限り人生において勝ち目はないので、急いで克服しなければなりません。
7つの習慣で言うと緊急で重要というヤツですね、緊急かつ重要なタスクが先延ばしを克服するというのは中々皮肉な話である。
6.人をけなす
昔から人をけなすという趣味はないので、これも生まれ持ってこなかったものなのでしょう。
言いたいことは結構あるんですけど、そういったことは家族や数年付き合った友人のみに話すのがいいと、テレビでも見たことがありますし私も実績しています。
スポーツでも試合中に味方を非難したり、どうしようもないことを言わないという基本的なルールがありますし。
7.自画自賛
どうだ、俺は凄いだろう!?という行為ですね、この項目については、私は芸術家でもなければDTM(デスクトップミュージック)の趣味もないので人に誇れることがないだけなのかもしれません。
過去を思い返しても、心当たりは高校生のときに体を異常に鍛えた時期があって、そのときにやたら腕を見せたり露出度の高い服を着たくらいでしょうか。
私は身長が179センチあるのですが、当時は80キロありました。結果はというと、体を鍛える行為は同性には効果絶大ですが女性にはそこまででもなかった、残念!!
自分は動体視力が人より優れているのと物事を学ぶというのが好きなので、競技的なゲームは人より上手だったりするのですが、他に特技がなければそれってなんの自慢にもなりませんし。
というわけでこの項目は自慢することがないだけで、私に自画自賛の癖があるのかないのかはわかりません。
8.容赦の無さ
口汚い言葉で罵ったりするかとかいう項目です、前述の人をけなすと似ているような気がしますがちょっとだけ違う感じです。
なぜなら私は口汚い言葉を人に浴びせるのが大好きだったからです、その人に対しては全く悪気はなく周りにウケるからと思ってやっていたのですね。
実際インターネットではそういうこと言うのは結構ウケます、ただ人より劣っていることをアピールすることで注目を集めたいという人と付き合う機会がほぼなくなったので、私自身がそういう言葉を使う機会は全くなくなりました。
やはりここもナルシスト的な性格がいい結果を生んでいるのか、twitterでも激しい言葉や愚痴は言わないタイプだったりします。
9.偏狭さ
これも中学生に上がる頃には克服した気がします、偏狭な人というのはつまり、自分の正当性を主張したいがために決定的なソースを出されても言い張る芸風の人ということでしょうか。
インターネット全盛の今、二十歳すぎて偏狭な人というのは中々いない気がしますね。
そういう人の心当たりはいますが、やっぱり凄く少ないですよ。
10.自己弁護
体育の時間に無理やりキーパーをやらされていたときがあったんですが、やっぱり数回やっちゃうと他の人よりも上手になってそれ以降はキーパー固定になっちゃいました。
当時の私はシュートを入れられるたびに何か言っていたようです、人それを言い訳というらしい。北川少年に悪気はなく言い訳しているつもりもなく、ただシュートを入れられたときの発言をしていただけなのですが、「今シュート入れられたのはどうこう」なんて余計なことを言う人ってチームとしてはかなり耳障りですからね。よく注意されていたものです。
団体戦でもなんでも試合中はしてしまったミスは置いといて次の展開を考える、というのが正しいと思っています。
上達に目を向けていれば言い訳というのは自然としないものなのでしょう、この項目については自分自身心配ないかと。
まとめ
学生時代からプレイベートまで全て猿山のボス的な立場であったからか、意外とこの10の原因は問題がないスコアを出すことができた。
ただ、人間自分への評価っていうのは甘くなるという事実がありますし、先延ばしをしてしまう癖は余りにも致命的でしょう。
利己的な態度の次くらいには致命的な気がします。
当面は、自分は物事を先延ばしにしない人間であると胸を張って言えるようになることを目標にします。
出来れば周りに自慢できるくらいのレベルにね。