気分の落ち込みを防ぐ方法と先延ばしグセを防ぐ方法は同じ【先延ばしを防ぐと落ち込みも改善する】

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人生で次の2つを経験したことがない人は、まずいません。

  1. 先延ばしグセ
  2. 気分の落ち込み

特に先延ばしグセは、毎日経験しているのが普通です。

朝に目が覚めた時には布団から出たくない、でも夜寝る時には布団に入りたくないと考える。

文章にすると「狂った人なのかな?」と思いますが、これを私たちは毎日経験しています。

先延ばしグセと気分の落ち込みには、ある共通点があります。

  1. 何か困った状況がある
  2. 頭に考えが浮かぶ
  3. その考えが悲観的な場合
  4. 傷付いたり先延ばしをする

2が逆の場合

  1. 頭に浮かぶ考えが楽観的な場合
  2. 傷付かないし先延ばさない

つまり楽しい気分になるし、積極的に行動します。

こういった自動的な思考の流れを、ポジティブ心理学の世界だとABC理論といいます。

何故ABCなのかというと

  • A:Activating event(出来事)
  • B:Belief(信念、固定観念)
  • C:Consequence(結果)

だからです。

この記事の内容
  • 先延ばしグセの克服方法
  • 先延ばしグセと気分の落ち込みは対処方法が同じ
  • 先延ばしグセを減らせば気分の落ち込みも減る
  • 先延ばしグセから減らそう

心理学では信念は悪い意味で使われる

信念は心理学みたいな世界だと、我々の日常と違って良い意味で使われません。

信念=勝手に生成された誤った考え、みたいな意味になります。

友人に聞いた話だと教育業界では、こだわりが強いとは、発達障害を指す言葉らしいです。

しかし日常生活で使う分には、信念・こだわりにはポジティブな響きがありますね。

信念は悪い意味で使われるのがわからないと、この後の説明がピンと来ないので、説明させていただきました。

具体的な先延ばしグセの克服方法

ポケモンのジムリーダーは発達障害である、という話は置いておいて、先延ばしグセや悲観主義の克服の話をします。

克服するにはどうしたら良いかというと、Bの思い込みに反論すれば良いのです。

いくつか例を挙げてみましょう。

漫画を読む時

漫画を読む時に困る人はいませんが、漫画を読む場合を考えてみます。

  • 困った状況 漫画を読む
  • 思い込み 面白くなさそう
  • 結果 読まない

しかし「面白くなさそうだったけど読んでみたら凄く面白かった」

こういった経験は誰にでもあります。

思い込みに対する反論、この場合は面白くなさそうに対する反論ですね。

  1. 読んでみたら面白いかもしれない
  2. 商業作品でつまらない漫画とかないだろう
  3. 他のことをするよりは楽しい

すると

  • 結果 読む

読む確率が上がります。

異性に告白をする時

  • 困った状況 特定の異性と交際したい
  • 思い込み 振られそう
  • 結果 告白しない

一流のセールスマンならば、告白して振られて次に行くというPDCAサイクルを回しまくるんでしょうが、ロマンがありません。

ロマンを無視して効率を求めた場合、思い込みを「OKされるに決まっている」と直せば良いのです。

  • 結果 告白する

となります。

先延ばししないほうが良いことは直感的に知っている

異性に告白するかどうかは、人によって意見がわかれる難しい問題です。

状況や相手によって正解が変わるので、必ずしも行動するのが良いとはなりません。

ですが日常生活の先延ばしは、99%ないし100%、すぐに行動したほうが良いことを我々は知っています。

朝起きてトイレに行くとか、このように文章を書くとか、お風呂に入るとかいったことです。

「丸く収める」という言葉が、人間関係において先延ばしを意味するのは、あなたもご存知でしょう。

人間関係では憂鬱で話しにくい話を、しなければならない時があるからです。

このように直感的にも、落ち着いて考えてみても、先延ばししないほうが良い項目はすぐにわかります。

しかし思い込みが悲観的なために、先延ばしを繰り返す。

※ 今までは「何故か先延ばしを繰り返す」だったので、大きな発見と言えます。

もっと突っ込んだ言い方をすれば、悲観的な自動思考に反論しないから、先延ばしを繰り返す。

となるでしょうか。

気分の落ち込みも同じ仕組みだけど……

気分の落ち込みも同じ仕組みです。

頭に浮かんだ悲観的な考えが、自らの気分を落ち込ませている。

しかし良く考えてみると、大半の人は気分の落ち込みよりも先延ばしのほうが、ずっと頻度が多い。

私の心理的健康度を自慢するわけではないですが、ここ最近、気分が落ち込んだ時のことは思い出せません。

もちろん人間なので人生辛い時期は経験していますが、幸運にも最近は辛くないです。

辛くない原因は、「昔に比べると先延ばしが減ったから」そう考えています。

気分の落ち込みを防ぐには先延ばしグセを改善すればいい

  1. 気分の落ち込みを防ぐ方法は、自然に浮かんだ考えに反論すること
  2. 先延ばしグセを防ぐ方法は、自然に浮かんだ考えに反論すること

方法は全く一緒なわけです。

なので先延ばしグセがない人が、毎日激しく気分が落ち込んでいる可能性は低い。

対処方法が同じという点を抜きにしても、先延ばしされた問題が山積みなのに、「いつも気分は夏空のように晴れやかである」という人はいません。

つまり同じ方法が通じるので、気分の落ち込みか先延ばしグセを改善するならば、先に先延ばしグセを改善したほうがいいです。

ソーシャルゲームで言えば、

  • 気分の落ち込みと先延ばしグセならば、先に先延ばしグセを改善しましょう

と、Wikiの初心者向けガイドに書いてあるようなイメージです。

終わりに

書いたこと
  • 困ったことが起きたら、悲観的な自動思考に反論すること
  • 理性的に考えてみても行動したほうが良いことは、したほうがいい
  • 気分の落ち込みより先延ばしグセを先に改善すること
  • 先延ばしされた問題は気分の落ち込みを引き起こすから

私たちは他人からの意見は冷静に反論したり受け止めたりしますが、自分の内側から湧き出た意見は驚くほど簡単に信じてしまう。

この現象は感情的決めつけと呼ばれる認知バイアスです。

「自分がこう感じるんだから、それは本当のことだ」

対戦ゲームの初心者は、自分の判断や思ったことがゲームのルールに反している、つまりデタラメであることを知っています。

自分の考えや感じ方は当てにならないという謙虚さがあるので、感情的決めつけが発生しないのでしょう。

やらなければならないことを先延ばししたいのであれば、正しい感じ方をしていないことになります。

失敗したり行動したりした結果、取り返しが付かない自体になる出来事は、冷静に考えて我々の生活ではほとんどありません。

よく考えると大抵の失敗よりも、夕食の時にご飯を3倍おかわりしてしまったとか、寝る前にポテトチップスを食べてしまったとかいうほうが、人生に対しての影響が大きい。

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