文章力がある人とない人の明確な違い

bunsyouryoku

こうしてブログを書いていると、たまに文章が上手だと言われることがある。

もちろんどこが上手なのか自分にはわからないので、そのようなことを言われるたびに「そう言われてもさっぱりわからない」と答えていた。

相手も「私も詳しく知らないけど、村上春樹じゃなくって小学生と比べたらなんとなく上手だと思ったの!!」なんて正直にストレートな意見を言うはずもなく、それ以上その話題が続くことは一度もなかった。

 

現代人にとって文章を書くというのは比較的重要であり、当然研究している人も多い。

どうやら優れた書き手とアマチュアの手法には大きな違いがあり、その違いが明確にわかっているということだった。

というわけで、まずは一般人の書き方から見ていこう。

 

アマチュアの書き方

writing
作文をどうやって書くの?

という問いに答えた小学六年生の答えは次の通りだ。

 

書きたいことがたくさんあるから、それがなくなるまで全部書きます。それからもっと他のアイデアがないから考えて、これ以上紙に書くべきことが見つからないと思ったら終わりにします。

超一流になるには才能か努力か 114Pから引用

 

小学生じゃなくとも、文章のプロじゃなければこのように書くのが一般的らしい。

頭に浮かんだことを、そのまま読者に伝えるやり方。

 

  1. 書きたいこと
  2. 書くべきこと
  3. 書けること

文章には色々あるけど、書きたいことを書けるだけ書くというのが素人の手法だ。

マレーネ・スカーダメーリアという教育研究者はこれを「知識口述型」と名付けたんだけど、確かに口で述べるのと非常に似ている。

 

プロの書き方

 

優れた書き手は、最初に作成する文章に期待される役割を考えるそうだ。

 

今回の記事(文章)の場合、目的は読者に文章の上手な人と下手な人は具体的にどう違うのか知ってもらうこと

雰囲気で、「こいつ文章がうまい!こいつ文章が下手!」というのは少しカッコ悪い。

それに今はSNSが発達しているので、毎日文章を書く人の数は昔に比べて多いだろう。

上手下手の明確な指標を知ることは、自分で文章を書くとき当然役に立つ。

 

確かにブログを書く時には、最初にアウトライン(大体とか、おおよそという意味)を決めると良いと言われている。

小説に限らず、漫画やソーシャルゲームでも王道というのは大体決まっているね。

 

ブログならもう1つ重要な点がある

 

Search Engine Optimization、頭文字を取ってSEOと呼ばれている。

検索エンジン最適化のことなんだけど、なるべく上位表示をさせていきたい。

 

例えば、あなたがカブトムシの捕まえ方という記事を書くとしよう。

期待される役割は2点だ。

 

  1. カブトムシ 捕まえ方 で検索された時に上位に表示されるようにしたい
  2. カブトムシの捕まえ方の記事をわかりやすく伝える

 

SEOというのは、「花火」という文字がタイトルに入っているのであれば、花火のことが書かれているイメージ。

お笑い芸人の話ではない。

また中二病こじらせた少年の話をする場合、「ライ麦畑でつかまえて」というオシャレな記事タイトルをつけるのは小説なら素晴らしいが、ブログの場合はよろしくない。

 

検索した時1ページ目にないと、まず読まれないからね。

読まれなければカブトムシの捕まえ方、誰にも伝えることはできない。

「話せばわかるとは言うが、まず女子と会話する機会がないんだが?」という思春期の男の子のようなものさ。

 

上達する執筆方法

checklist
先程書いた「知識口述型」と対をなす執筆方法は「知識変化型」というらしい。

執筆作業を監視したり評価したりしていると、書き手の知識が変化したり追加されたりする。

 

わかりにくいのでいくつか例をあげてみよう。

 

ソーシャルゲームの運営が酷ければ、ユーザーの声を無視して改悪し続けるだろう?

そしてそのうちサービス終了する。

逆に優れた運営はサービスを改善し続けて、プレイヤーの人工を増やしゲームの寿命を延ばす。

 

ジョジョの奇妙な冒険の作者である荒木飛呂彦先生も、著書で「自分の描く女の子が古くなってきたら、新しくする」と書いてあった。

 

行き当たりばったり思うがままに書く知識口述型では、改善は難しい。

知識変化型は期待される役割という明確な基準あるので、改善しやすい。

 

終わりに

 

たまに、文章でのやり取りは活発で知的なんだけど、実際に喋るのは極端に苦手。

そういった人がいる。

おそらくその人達は、知識変化型で文章を書くが話すときにも同様に変化型で話そうとするのだろう。

そしてそういうタイプの人たちはみんな、小説を書いたことがあると言っていた。

 

逆に僕は喋るのがとても得意。

国語の授業の朗読は、全部僕だったくらいだ。

どうやら僕の文章力がつたないのは、口述型の脳みそをしているからという可能性が高い。

やはりコーチとか指導者みたいな人がいないと、中々間違いに気づかないものだ……

 

しかし足を引っ張っている原因がわかれば、改善は容易。

5部ではブチャラティとプロシュートが好きです。(こういうのがダメ)