
日本の若者は、世界と比べてスマホしか使わない人が多い。なんてことが問題になっているが、それでもネット環境が全員になかった昔に比べれば、今の若者は賢い。
そんな彼らと会話する機会も多いのだけど、やはり彼らの母親も、僕の母親と変わらずにヒステリーは激しいようだった。
いつの時代でも、母親はヒステリックであるという話。
世代問わずに、外れない話題の1つと言えるだろう。
原因は凄く単純で、1ミリも余裕がないからである
朝起きると、母親はいつも眉間に皺を寄せていた。
どういうわけか、毎朝とても不機嫌なのである。
何もないのに常に怒っている、原因を考えても当時は全くわからなかった。
小学生の頃は毎朝怒っていたのだけど、今ならはっきりと原因がわかる。
母親は外でも働いてた
働いているのに、毎朝家族に出すための朝食の支度をしないといけない。
仕事から帰ってきたら洗濯物を干したり、家の掃除をしたりといった具合だ。
しかも子供というのは多感なので、「学校に行きたくない」とか言いだしたり、とにかくいつも様々な問題を抱えている。
子供が1人でトイレに行けないような時期に比べれば大変じゃないとしても、1人の人間がやるにしてはちょっと働きすぎだろう。
僕は昼間勤めていた時、帰宅したあとに全然余裕がなかった。
建設的なことなど何1つせず、ストレスのせいかお金ばかり使ってた(ストレス解消しようと思って使ってるわけじゃないんだけどね)。
働きながら、家事をして子供の世話もする。
そんな生活を何年もしていて、精神状態がいつも良好なんて人は一握りの特別な人だけだろう。
母親が年中病的にヒステリックなのは、全国共通なのである。
母親は協力を求めないし、家族も助けない。
子供は僕を含めて3人、それと両親の5人家族だった。
しかし、他の4人は誰も母親の家事を手伝わなかった。
手伝ったりすることもあったけど、ちょっとでもミスがあると母親はそのたびに激しく怒った。
余裕がない状態だし、一般人だから仕方がないと言える。
僕も強迫的な性格だったからわかるのだが、人に協力を求める人って意外と少ないのである。
絵師に「無料で絵を描いて」とDMで頼んだりする人は少数なのだ。
(強迫性パーソナリティー障害の人は人口の15%くらいと言われています、でも面の皮が極端に厚い人は15%もいないでしょう?)
今でこそ朝食の準備を手伝ったり、僕が食事を作ったりすることもあるけど、本当に手伝いが必要だったのは、子供が学校に通っているうちだったはず。
極論を言うと、僕が学校行かずに家事をしていたほうが、家族全体で考えればよかった。
僕の家は裕福ではなかったが、それでも決して貧乏な家庭じゃなかった。
だけど家庭は見事に崩壊していた。
自分の苦労ばかりに目を向けると不幸になる
働きながら家事をする母親、恩知らずのタカり野郎、ナルシストには共通した心理状態がある。
周りよりも自分のほうが、常に苦労や努力をしていると考えていることだ。
母親は実際に苦労しており、他は苦労していると思い込んでいるだけなのだが、結果的に同じ心理状態なのは理解できるはずだ。
家に帰ってきても、家族は休んでいるのに自分だけ働いている。
この状態は、誰にとっても全然面白くない。
やらされている感も強い。
>>>自分を特別だと思うのは高くつく、ナルシストはこんなにたくさん損をする
注目した対象は重要だと思ってしまう。人間にはそういった特性があるという話。
世の中に流れる悪いニュースと同様、我々の日常生活では注目しないほうが良いことが多い。
まとめと対処方法
働きながら家事も子育てもするというのは、極一部の特別優秀な人しかできません。
母親はもっと、外部に協力を求めるべきだったのです。
最低限、子供や父親に家事を教えれば良かった(自分の父親は本物のアスペルガーなせいか、家で家事をするのを本気で嫌がる)。
原因 家族の中で母親の負担が大きい
解決方法 母親の負担を減らす
ヒステリーな母親には、優しくするよりも家事を手伝うほうが良い。
その時にやり残したり、うまくできなくって激しく怒鳴られるのは、諦めるしかない。
上手に家族に協力させられる人ならば、ヒステリックにはなっていないからだ。