エッセイ

今までやってきたゲームと、それをやって得られたものの話

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昨日ゲームと非認知能力の話を配信で喋ったらウケがよかったのと、時間の関係で全部喋れなかったので、ここに書いておくことにしよう。

 

基本的にはゲームをしても、そのゲームがうまくなるだけで他の能力は伸びたりはしない。

しかし、人間それでも学ぶことというのはたくさんある。

 

音ゲーとFPS以外は大体本格的にやり込んだ経験があるので、今回は様々なゲームをすることで学んだことをシェアしていこう。

 

格闘ゲーム

 

格闘ゲームは1人でやるゲームだ、そのため他のゲームよりも集中しやすく、夢中になれる時間を提供してくれる。

1人でずっと練習するゲームだから、他人を意識する必要がない。

エビデンスとかではなく僕がいつも感じていることなんだが、ゲーマーと呼ばれる人たちの中では、格闘ゲームをしている人たちが最も幸福度が高いように思えるね。

格闘ゲームのプロはモテるというが、やはり人としてポジティブなものがあるのだろう。

 

Twitterでも昔同じ格闘ゲームをしていた人同士って、自分だけに限らず、みんな今でも随分仲がいい。

正直そのゲームに熱中していた時って、「特に仲良かったか?」って聞かれれば、「いや別に」って答えるくらい大して仲よくなかった気がするんだけどねw

熱中する人生というのは幸せの3要素の1つであるから、一緒にやっていたプレイヤーを見るとあの頃は楽しかったなーと思い出すのだろう。

 

非認知能力は意外と身につかなかった

 

いきなりきついことを言うのだが、格闘ゲームで怒る人というのはよっぽど非認知能力が低い。

一言でいうと、めちゃくちゃ頭が悪いってこと。

もっと言うと心の成長が小学生で止まっている。

 

普通の人は格闘ゲームをしていて、別に怒ったり機嫌悪くなったりはしない。

つまり自分の弱いところが全く出ないので、弱点を克服する機会がないってわけ。

 

フレームワーク的な思考が鍛えられるので、正直頭はかなり良くなると思う。

でも粘り強さとか、我慢強さ、やる気が無いときにも行動する力、みたいなのは何も身につかなかったw

 

DotaとかLOLとかMoba系

 

Dotaというのは格闘ゲームと似ている、ハンドスキルが大事というゲームだ。

しかしLOLは同じ5対5なのにも関わらず全然内容が違う。

 

凄く操作が簡単なのである。

もちろん上手い下手っていうのはあるんだけど、他のゲームに比べるとかなり些細なことだ。

日本人はMMOとか格闘ゲームみたいな、努力すればするほど有利みたいなゲームを好むんだけど、LOLは違う。

判断力が必要なゲーム。

 

相手に悪意があると思ってしまう、厄介な自動的な思考

 

例えば最初にキルを取った側のチームはキル取った人が部屋で上手だった場合、60%勝つ。

当たり前なんだけどチームは5人なんで、8割自分ではなく味方が死ぬ。

その時に自分のショックが大きいと、アホな味方が勝手に死んだって自動的に思ってしまうんだ。

イライラしていればまともな判断はできない、それに気づくかどうか。

 

LOLは操作がかなり簡単だから、そういう部分で闘うゲーム。

 

レートが関係ないノーマルゲームでは、気がいい人達が多い。

でもレートをかけて闘うランクゲームでは、思春期の高校生のような狂った人たちばかりだ。

 

彼らもいつかプレイしているうちに気づいて、人に足を引っ張られないプレイマナーを身につけていくのであろう。

でも余りにもストレスがかかりすぎて、病気になる人のほうが多い気がする……

 

ちなみに快適に上達する反則に近い方法も書いておこう、始まったら全員ミュートにするといい。

 

MMO

 

一昔前はMMOというゲームが主流だった気がする。

今のスマホソシャゲーみたいな感じだ。

お金も時間も際限なく使うので、プレイコストがバカみたいに高い。

だから今はよほどのビッグタイトル以外は昔みたいに流行ってはいない。

リネージュ2もスマホで出るみたいだしね。(ダークエルフ女はアップルチェック通らなかったのかな?)

 

貧しさを克服するのは愛情である

 

MMOというのは世界観を楽しめる人はいいんだが、そうでない人はレアアイテムを掘って遊ぶという極めて貧しい遊び方をすることになる。

ゲーム内は資本主義そのものである。

装備が強くって操作が上手な人はチヤホヤされる、一緒にPTすれば効率が良いからね。

もちろん逆はゴミみたいな扱いだ。

 

WLOという完全に放置でレベル上がるゲームをした時は、僕は課金してなかったので凄く弱かった。

でも放置でレベル上がるゲームだから、イベント以外はすることがないわけだ。

だからみんなでいつも別なゲームをしていたんだけど、そうするとなんか妙に仲良くなるんだよね。

 

親しい相手というのは、相手のリソースが自分のもののように感じられるらしい。

僕以外のギルメンの装備はめちゃくちゃ強かった、つまりそれは僕の装備が強いのも同然であった。

 

一度も「自分だけ装備弱いな」とか、「足引っ張ってるな」って感じたことはなかったよね。

でも今書いたような仕組みがわかったのは、あれから何年もたったつい最近のことだ。

 

人狼ゲーム

 

ゲーム自体に熱中するのではなく、とりあえず寂しいので人とコミュニケーションを取りたいという人にオススメだ。

お金もかからないし、他のゲームに比べれば試合中のストレスもかからない。

あんまり流行っていないのは、お金がかからないゲームなので運営が広告を打てないからである。

 

僕が得意だというのもあるんだろうけど、物を持っているから偉いとかそういうのが一切ないので、ゲームとして素晴らしい。

ゲーム内容自体はハッキリいってゴッドフィールドより単純だけど、色々と学ぶことは多い。

非認知能力が大事という点では、LOLに近いかな。

 

終わりに

 

色々書いてみたんだけど、とりあえずなんでも上達するのに大事なのは熱意だ。

でも普通の人間はゲームに熱意って注げないよなーw

バランス感覚とかそういったものがある。

 

ゲームは楽しいけど夢中になりすぎると、生活に支障が出るし、かといって仕事一筋で生きるということもできない。

というようなわけわからないことをフラフラと考えて生きていくのが一般人な気がする。

 

もっと自分を鍛えて割り切れる人間になりたいものだ。

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