プレイマナーというのはゲームの用語なんですが、言葉どおりの単純な行儀の良さのことではないです。
具体的に言うと、ネガティブな事柄への反応を小さく、ポジティブな事柄への反応を大きくすること。
そのような能力が高い人のことを、プレイマナーが良い人という。
割りと勘違いしている人が多いのですが、言葉遣いが丁寧とか、大人しい性格をしているとかはほとんど関係ありません。
単純にネガティブな影響を受けにくく、ポジティブな要素を拾うという性質のことを言います。
プレイ中に何か嫌なことがあっても、ひたすら耐えてプレイするというのは偽りのプレイマナーです。
そういう人って、他の人に対してすぐにマナーどうこう何か言うのですぐわかるんですが、上手な人は見たことがありません。
集中しているのか、訓練によるものなのか、最初からネガティブなことがあんまり気にならない。
だからマナーがいい。
こういうもんだと思ってください。
日常生活でもプレイマナー自体が重要だと認識する
僕は長年対戦ゲームをしていたためか、ゲーム中はネガティブな事柄にはあんまり反応しないタイプです。
しかし、日常生活でもプレイマナーが良くなったのはつい最近のこと。
恥ずかしながら、なぜそんなに偏っていたのかというと、知らなかったから。
ゲームをしていてある日気づいたんです、キャラクターや状況のポジティブな部分を見ることが大事だと、下手な人というのは信じられないくらい不満ばかり言っている。
でもそれが現実の生活でかなり重要なスキルであることは、色々な本を読むまでわかりませんでした。
どの分野でも上級者がネガティブなことに反応しにくいのは、その能力自体が重要であると認識しているからでしょう。
簡単に言うと、ゲームが上手であるかどうかは、プレイマナーの良し悪しがかなり含まれます。
ネガティブな事に必要以上に強く反応する人というのは、それだけで舐められてしまう。
一言で言うと、意識して練習しているからです。
良いところを意識して、悪いところを意識しすぎないようにする。
ゲームばっかしている人たちは、ゲームだけでこの考え方を身につけているので、練習すればきっと誰でもできることなんでしょう。
そんなに難しくない気がします。
早速プレイマナーを向上させると良いところを3つ書いていきましょう
まず1つめは自分の能力が上がります。
なぜならば、ポジティブなほど脳がよく働いて学習しやすくなるから。
逆にうつ病の人は文字通りに脳がスカスカになっているので、結構気をつけないといけませんね。
僕は正直あんまり幸せとかには興味がないとかいう、ちょっとカッコつけた考えだったんですが、賢さに関わるのであれば話は別。
というわけで最近は幸せに関心があります。
2つめは幸福度が上がる。
なぜ上がるのかというと、ポジティブが3以上、ネガティブが1という3:1の割合になると、一気に幸福度が増すからです。
一昨日書評で書いた本に乗っていた内容ですね。
3:1以上を意識していきましょう。
3つめは抑圧されにくくなるというところ。
良いことを意識して、悪いことをあまり気に止めなくなると、不思議と周りにやらされているという感覚がなくなります。
日本人って基本的にわかりきっているような、してはいけないことばかり人に言います。
してはいけないことばかり強調するっていうのは、いい加減やめたほうがいいと思うんですけどね。
まとめ
- プラス思考になって、何事もポジティブな面を探す考え方の癖をつける。
- マイナス思考にならないように、悪いことはあんまり考えないようにする。
- そのうち自然と不平不満や罪悪感が減っていく。
- 精神的に穏やかになれば、当然周りからはそのような人物に見られる。
- それが本当のプレイマナーが良い人。
となるとポジティビティの反対は抑制ってことになるのかな?