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2017-05-01

この本を読むだけで幸せになれるでしょう。素晴らしい名著を紹介します[書評]

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世界幸福度ランキング

幸せとはなんなのか?

日本人には難しいこの質問を明確にしてくれるのがこの本である。

 

世界幸福度ランキング上位13カ国を旅してわかったこと(集英社インターナショナル)

 

ここ最近ずっと毎日読んでいたのだが、読むたびに色々と考えこんでしまい物凄く消耗する本だった。

書いてあることも活動範囲もスケールが大きく、他の本を100冊読むよりも疲れてしまったね。

 

内容は訪問した国の感想、そのあとに幸福の処方箋という見出しで、幸せとはどういうものか書かれている。

これを13カ国分といった構成です。

 

著者はドイツ人で、ドイツは日本と性質が似ており、裕福なんだけど幸せではないみたいな国。

3位のコスタリカは8・5でドイツは7・1、日本は6・4で62位。

 

幸せになる要素というのは共通しており、日本が絶望的に低くないのは、日本も幸せな要素を一定は満たしているからです。(物の豊かさではない)

 

それではこの本を紹介させていだたきます。

 

上位の国の幸せの源はかなり似通っている

 

「思った通りに前進せよ」(オーストラリア、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、スイス、カナダ)
「人生でいちばん大切なのは自分自身だ。なぜなら、自分がうまくいっていれば、まわりの人たちもうまくいくからだ」(メキシコ、スウェーデン、スイス、デンマーク、コロンビア、アイスランド、パナマ)
「人生は一度きりだから、うまく進んでいくようにすること」(オーストラリア、コスタリカ、メキシコ、カナダ、ルクセンブルク、ノルウェー)
「人生でいちばん大切なのは家族」(全ての国々)

 

他にも補足すると、幸福度を10点満点にする必要はなく、8点でも満ち足りた人生を送るには十分。

10点満点というのは、生きていく上で人間的な部分も無視することになってしまうからね。

 

「たまたま訪れた瞬間的な幸福気分と持続的な幸福感とは一つの点が異なっている。持続的なほうが快適なのだ」
「幸せというのは、常に、生活全体において自分が行ったことの結果だ」
本書を読み進めていくうちにあなたも刺激を受けて、人生における優先順位を変更するかもしれない。そして、あっという間に過ぎ去ってしまう感激よりも、長続きする幸せのほうを望むようになるかもしれない。もしそうなったなら、それにふさわしい生活を送ることだ。

 

毎朝、呪いの言葉を吐きながら起きて、ソシャゲのガチャに一喜一憂するというのが大半の日本人だ。

そういう生活では、持続的な幸せを感じることなどできないということだね。

 

思った通りに前進せよとは?

 

人間は○○をしろといったように、強制させられるとモチベーションが沸かない。

親に勉強しろと言われるとする気がなくなるアレである。(僕にとっては中学校の時に合唱コンクールがまさにソレだった……)

例えそういう場面だったとしても、自分で選んだという実感が必要らしい。

 

日本だと、良い大学に入って良い仕事どうこうっていうのがある。

日本の大学というのは就職予備校なんだけど、良い大学に入れなかった人というのは、そういう価値観を持っていたら物凄く生きにくくなってしまうだろうね。

 

自分がどういった価値観を重視しているのか?どういった生活をしたいのか?

このようなことをハッキリとまずは言えるようにならないと、思った通りに前進するというのは難しそうである。

 

ドイツと日本は規則が多く、この主体性を発揮するという幸せの条件を満たすのは難しそう。

特に日本は鎖国をするような国なので、経験への開放性や知的好奇心が少ない人が多いという国民性なのだから。

 

人生でいちばん大切なのは自分自身

 

これは7つの習慣に書いてあったインサイド・アウトの考えと似ているけど、多分もっと単純なことだろう。

人間はわけもなく持続的な幸せな状態が続いていると、外から喜びを得るよりも、自分の幸せを外に表したくなるそうだ。

 

なるそうだ、なんて他人行儀に書いたけど、最近の僕はいつもそんな状態である。

宝くじが当たったわけでもないのに、いつも周りの人にも幸せを振りまきたいと考えているのだ。

 

体の健康については多く書かれてはいないが、それでも健康が最も大事だとか、朝早く起きてベストを尽くそうとか、食べ過ぎはよくないなどは書かれている。

人間にはミラーニューロンという遺伝子があり、不健康や肥満というのは伝染するし、むしろ遺伝子的には悪いことのほうが伝染しやすい。

ならば自分自身がよくなれば、周りもよくなるという考えは正しい。

 

シンプルだけど深い考えであることが伺える。

 

人生は一度きり

 

日本だとこんなことを言うと、もっと裕福な家に生まれたかったとか、もっと美人に生まれたかったというのではないだろうか?

さきほども書いたけど、メキシコやコスタリカという国は国民の4分の1くらいが極貧なのである。

お店に肉とか売ってないし、あっても高すぎて買えないそうだ。

 

変えられないことは受け入れたほうがいいと、別な本で読んだことがあるし、僕自身もそれが有効な考えであることは実感している。

人生は一度きりという価値観を重視している国の人は、「人生はこのようなものである」と日常のトラブルを冷静に受け止めることができるようだ。

 

あまり物事を真剣に受け止めすぎないほうがいいらしい。

深刻なものだと捉えれば、その分エネルギーは消耗されて疲れてしまうしね。

 

またこの考えはベストエフォート(最善努力)方式にも通じるような気がする。

状況が悪くっても、できることをしようという考えは人を強くしてくれるでしょう。

 

日本人は完璧主義的な考えが多いけど、それはやはり病気かな。

強迫性パーソナリティ障害な性格の人って、日本だと20%くらいいると聞いたことがある。

20%という数字は脅威的で、あいつも強迫的、こいつも強迫的と言っても過言ではないだろう。

 

実際僕も小さい頃はそういう性格であった。

 

人生で一番大切なのは家族

 

幸せの基本は、人間関係と自由時間!!

しかし、この2つは日本人が最も苦手としている部分ではないだろうか。

 

僕が子供の頃は3人兄弟で両親も揃っていましたが、全然家族の仲は良くなかった。

母親は働きながら家事をしていた、しかし誰も手伝わなかったのである。

 

父親は盆栽が趣味で、子供の世話なんか少しもしなかった。(アスペなので、しないほうがよかったのかもしれない)

しかも趣味というには余りにも本格的で、例えばブログでいうと3万記事くらい書かれているような感じだ。

兄弟の中もなぜか良くなかったし、本当に機能不全家庭であった。

 

親だって仕事をしながら生活するのは大変だし、子供だって学校は大変だ。

にも関わらず、お互いに助け合って生きるという考えが、幼かった頃の僕の家庭にはまるでなかった。

 

人間同士の信用という点で見れば、血の繋がった家族というのはとても信用しやすいし、家族の状態がよくなるほど普段の生活へのメリットというのはでかいだろう。

他の人よりも、いつも一緒に住んでいる人が心身ともに健康になったほうが、自分の生活にとっていい影響をもたらすだろう。

こう書けば幼稚園児でもわかるはずなのに、以前の僕や僕の両親、日本に住んでいる人の大半がわからない。

 

家族が大事だと言うのは、直感的にわかりにくいのかもしれない。

 

まとめ

 

この本を読みながら、今まで人生で起こった出来事と照らし合わせるというのを、何度もしました。

どうすれば幸せになれるのか?みたいなものは分かりやすくは書いていません。

でも何度も読み返したり、この本の内容を人に話したり実践することで幸せになっていくでしょう。

 

この本はドイツ人の著者がドイツ人に向けて書いているはず。

日本とドイツは似ている、ならば日本人向けの本だと言えるのではないでしょうか?

 

幸福度を上げる本の中では内容は一番難しかったですが、読んでいるだけで幸せになれる本。

本を読んでいる最中、僕もいつかこの本のように素晴らしい内容の本を書いてみたいと考えてしまいました。

 

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