はじめに書いておくと、今回は別に具体的な方法は書いてありません。
それでも良いという人だけ読み進めてください。
以上、注意書きでした。
ここ最近みょうに生活の調子がよくない。
体調が悪いとか、メンタル的に不調だとかそういう深刻なものではなく、なんだかモヤモヤして集中できないといった具合だ。
だから大したことではないんだけど、ほっておくわけにも行かないという微妙なレベルの問題だね。
7つの習慣的に言えば、緊急ではないけど重要ってヤツだ。
これを放置しておくと、緊急かつ重要という厄介な問題になるので早めに片付けておくことにしよう。
なんだか不調なのは先月ずっと雨が振っていたせい?
それとも、それによる運動不足が原因?
と色々考えていたのですが、僕が出した結論は。
単純にやることや情報量が多い。
生活が複雑で、情報をうまく整理できないことによるものだなと。
一般人は、部屋を綺麗に整理した状態を保つことができません。
掃除が好きとか、母親だから子どもたちに手本を示さなくてはならないとか、そういった人だけが綺麗に整理できているのでしょう。
同じように、自分のやるべきことや自身の生活を整理している人というのは、普段からそうするように意識している人だけということになる。
僕は普段から生活をよりシンプルにしていこうと徹底していなかった。
ならば生活がゴミ屋敷のようになるのは、当然だったと言える。
みんなが憧れる理想的な生活
毎日これくらいの情報密度で暮らしたい。 pic.twitter.com/qYcsJqIfU0
— ?たんたんめん? (@km170) August 28, 2017
むやみやたらにRTされているが、世の中の人たちはこういった状態になりたいと考えているのだろう。
シンプルな生活の中で、夢中になれるものに打ち込む。
このイラストに感銘を受けた人が3万人近くいるということだ。
これが「人として本当に理想的な生活なのかどうか?」という疑問が湧いたかもしれないが、これが幸福度を高める生活であるという部分はあっている。
次は、それを説明していこう。
マルチタスクは気が散るだけで能率が悪い
マルチタスクというのは、「○○をしながら○○をする」ってヤツだ。
世の中にはイーロン・マスクみたいに、CPUのようにマルチタスクが得意な人もいるが、そういう人は5%程度らしい。
つまり大半の人にとっては害でしかなく、なるべく辞めたほうがいい習慣ってことさ。
若い時にアルバイト先の店長がこう言っていた。
「ちょっとづつ色んなことを片付けようとする人って、みんな仕事が遅いんだよね」
確かに真理だなと、この年になってその発言がいかに正しかったのかがわかる。
やるべきことがスッキリ整理されていないと、まさにアレもコレもって状態になるわけだ。
するとお風呂に入る時間に、何故かTwitterを眺めて30分過ごすといったような、とても賢すぎることを頻繁にするようになってしまう。
文化的ADHD(注意欠陥多動性障害)という状態。
もはやこうなるとマルチタスクが悪いというより、自分のやるべきことも整理せずに、無計画に色々なことをなんとなくやる状態に問題がありそうだ。
気が散ると幸福度が落ちる
これはランダム比較実験で実証されていることなので、疑わずにそういうものだと理解して欲しい。
- 車を運転している時は車の運転に集中するのがいい
- クソリプを送っている時はクソリプに集中するのがいい
- お風呂に入っている時にはお風呂そのものに
- 歯を磨いているときには歯磨きに
- 朝目覚めた時は朝に集中する
今に集中するのが人間は幸福度が高くなるわけだ。(幸福になるというより、不幸にならない)
こういったことを、マインドフルネスっていうんだけど、今回のテーマは集中よりも整理なのでほっておこう。
ごちゃごちゃの部屋で今に集中するっていうのは、あまりに滑稽だからね。
前置きが長くなりすぎたけど、生活をシンプルにしていく方法にはどういったものがあるか、まとめていくことにしよう。
世の中のタイムマネジメントは大きく分けて2つ
タイムマネジメント(時間管理術)っていうけれど時間を管理できるわけがない。
なので行動を管理するんだけど、一応名前的にはタイムマネジメントってなっているんだ。
忙しい>時間を管理したい、という人向けに作られているからこういう名前なんだろう。
というわけで行動を管理して、生活全般を見やすくシンプルに把握していくんだけど、それは2種類に分けられている。
1 優先順位をつけて、重要ではないことは無視する方法

第2領域と言われる2番の時間を増やす
パレートの法則や、7つの習慣の3つめ「重要事項を優先する」といったパターン。
- あなたの生活を形作っている上位20%の行動を増やす
- 緊急ではないけど重要なことをする時間を増やす
- 自分がやりたくない頼まれごとは全部断る
といった具合だ。
大抵の人はタスク管理をする場合、こういった方法を取るだろう。
特になんの問題もなく、とても優れている考え方だ。
個人的な意見だと、この手法は人間関係においてとても強い。
僕はよっぽど親しい人以外には特に意識せずになあなあで自動的に接しているんだけど、感情的になることもなければ嫌われてもストレスを感じないのでオススメだ。
人間の悩みの1つに人間関係というのがあるらしい、でも僕はそれを克服してしまっている。
なので一見複雑で厄介な問題に対処するには、とても有効な方法なのだろう。
2 したいことを全部書き出して、処理していく方法
俗に言うinbox形式といわれる手法だ。
こちらは僕もこの間GTDを始めたばかりなので、あんまり詳しくはない。
ただ朝の過ごし方や入眠の儀式など、ゲームのフロチャートのごとき細かくチェックしたいという場合に有効な方法な気がする。
あとは家族からの頼まれごとを忘れないようにするには、とても良い手法だと思った。
inboxに入れないと頼まれたことは全部忘れてしまうからね。
厄介な問題には対処しにくいが、表面的に物事を処理していくなら、こっちが良い気がする。
GTDでは、複雑な問題は全部プロジェクトリストに入り、それ以外の1手で出来る表面的なタスクは個別にすぐ処理していけるようにするという流れだ。
2分以内で出来ることに優先順位も何もないだろう?
終わりに
重要事項を優先するというのがマインドフルネス的な手法だとすると、GTDは表面的で頭を使わないマインドレスネス的手法になるのかな。
前々からタスク管理というものに興味があるのだが、情熱的に取り組んだことがないので、どんどん詳しくなっていきたいところだ。