やる気は贅沢品であるらしいですが、ないよりはあったほうが楽しいので、最近はもっぱらモチベーションについて学んでいます。
今日は「締め切りをつくる」ということについての話。
締め切りギリギリになると人間やる気が出るとか、逆に誰からも「やれ」と言われないことが一番恐ろしいとか、そんな話がたくさんありますね。
みなさんも子供のころ親に「夕方の5時までに家に帰って来なさい」というのは言われた記憶があるでしょう?
実はそれこそが、友人との遊びをより楽しく、よりクリエイティブにしていたのです。
放課後2~5時までの心の動き
小学生が放課後友人と遊ぶ時の心の動きを追っていきましょう。
門限は5時、ならば残りの3時間で何をするかということを意識しはじめます。
これが俗に言う「予定を立てる」ということであり、かっこいい言い方をすると、タスク管理あるいはタイムマネジメントと呼ばれますね。
2時に提案するときはまだ心に余裕があるのです、なぜなら時間に余裕がありますので。
3時間遊べるというのがわかっているならば、大体3時間くらいで終わらせられる、もしくはできる遊びを提案することでしょう。
特別なトラブルがなければ、春先のそよ風が頬を撫でるように、リラックスした時間が流れていきます。
そうこうしている間に3時になってしまいました!
僕はこの3時を過ぎると焦るタイプでしたね、人によっては4時から焦るという人もいるでしょう。(というか話したことがある)
しかし、あと2時間しかないというこの焦りこそが、集中力や行動力を呼び起こすのです。
4時から5時までの間は、小学生がもっとも集中する時間でしょうね。
5時になれば家に帰らなければいけない、その締め切りを意識することで遊びの楽しさ、集中力、そして友達との友情が深くなるのです。
人と遊んだあと、別れるときの名残惜しさ、今思えばそれを友人に対して感じられたのは、とても幸せなことだったのかもしれません。
締め切りに対してポジティブになろう
締め切りを意識するおかげで、モチベーションや集中力が段違いになる。
これは事実でしょう。
おもえば僕は「〇〇までにやって」とか学校を卒業するとか、そういったもの全般が非常に嫌でした。
考えれば寂しくなるし、場合によっては激しい焦燥感に駆られる、だからストレスを感じるだけだと考えていたのです。
締め切りは、嫌なことでも自発的に「やろう」という気持ちにさせてくれるし、楽しい時間を最高の時間にしてくれます。
そういえば寝る時間を決めてから、生活にハリが出た気が。
夜更かしするときもあるけどね!!