IBMというのは会社名、ワトソン(Watson)というのはその会社が作ったAIシステム。
そう考えてくれて構わない。
(コグニティブ・コンピューティングとか言って少し違うらしい)
去年からライトアカウントが無期限無料になって、誰でもAPIを活用できるようになったらしいですが、僕はプログラマーじゃないのでサッパリわかりません。
最新のデカイAIがワトソンだと考えれば良いのかな。
ちょっと賢い人向けすぎて、とっつきにくさ全開である。
それで、そのワトソンを手軽に体験してもらおうと言うことで、公式ホームページに
- 音声認識(音声をテキストに変換)
- 画像認識(写真の人物の年齢も推測)
- 性格分析(コレだけが日本語対応されてる)
の3つがあるんですよ。
今回やってみたのはこの性格分析。
テキストから筆者のパーソナリティ(ビッグ・ファイブ、価値、ニーズ)の3つの特徴を推測できます。
早速紹介していこう。
2分で出来る性格分析
やり方は二通り。
テキスト入力と自分のTwitterによる分析です。
テキスト入力のやり方は書かれた文章をコピペするだけ。
なので自分以外の人の分析もできるってわけ。
Twitterによる分析では、アカウントに紐付ける必要があるため、自分だけってなりますね。
別な人の結果が知りたい時は、その人にも性格分析をやってもらう必要があります。
実際にやってみた結果と感想

かざすと特性のヘルプが見られる
僕のTwitterはツイート数が少なかったので、ブログの記事を2つほど貼り付けてみました。
その人が書いた文章であれば、どこのヤツを貼り付けても同じような結果になるそうです。
数年前に動かしていたTwitterの裏アカウントでも、表と似たような感じになったと友人は言っていました。
ちなみに欲求は>>の印をクリックすると縦に伸びてたくさん出てきます。
予想していたのと全然違ったところ
バイアス(認知の歪み)がかからないためか、ビッグファイブが結構他の場所でテストした時と違いました。
僕は自身のことを、知的好奇心と誠実性が高く、他が低いと考えていたのです。
でもこれは自分で選択肢を選ばないので、どの文章を貼り付けても似たような結果になりました。
つまり知的好奇心と外向性が高く、誠実性が普通、協調性と感情起伏が低い。
内向的で繊細な男(文章にすると字面がヤバイ)だと、自分で思っていたというのに……
終わりに
確かに性格診断テストというのは、自分で質問に答えるというのは大きな欠点ですね。
僕のように自分が誠実であると思い込んでいるだけの人もいれば、そう見られたいという人もいますからね。(誠実性10切ってる人とは結婚したくないでしょう?)
どうしても書いた本人による意図が加わってしまいます。
最新の技術によるAI診断ならば、とても公平に判断してくれるだろう。
何より本人が質問に答えない分、全然めんどくさくないのが良いよね。
IBM Watsonの性格分析(Personality Insights)