疲れやすい人は、脳に負担のかかることを多くしているのが原因

疲れやすい原因

「生まれつき身体が弱いわけじゃないのに、自分は疲れやすい体質だと思う」

という人向けの記事。

 

記事の内容

  • 疲労というのは基本的に気疲れによるもの
  • 誰にでもできる気疲れへの対処方法

主に疲れやすい原因について書いていきます。

僕は身体が一般的な人よりかなり丈夫ですが、昔から精神的なスタミナがありませんでした。

しかし理由がわかれば対処は結構簡単な気がします。

感情的、社会的プロセスが一番脳に負荷がかかる

スーザン・ワインチェックの研究では、認知コストは身体的プロセス、視覚的プロセス、認知的プロセスがあり後になるほど脳のコストが高くなるという。

ポジティブ心理学者のショーン・エイカーは、最もコストの高い状況を1つ、その3つのコストに付け加えた。

 

後になるほど疲れる

  1. 身体的プロセス(歩いたり手を動かしたり)
  2. 視覚的プロセス(何かを観察する)
  3. 認知的プロセス(学習や意思決定など)
  4. 感情的、社会的プロセス(ネガティブな感情、人からどう思われるかなど)

自分が立ってる時に、誰かから「それ取って」と言われて嫌な顔する人は中々いないでしょう。

身体的プロセスは基本的に楽だからです。

一方で上司や片想いの異性に何かしらの要件をメールで伝えるのは、気が重い作業です。

感情的、社会的プロセスは脳のコストがかかるという話なのですが、恐ろしいことにそういった状況は認知的プロセスも同時に使いますよね?

 

例えば、部屋で1人で本を読むというのは主に認知的プロセスを使います。

身体的、視覚的プロセスも使いますが、ほとんど使わないと言っても差し支えないでしょう。

ですが、人がたくさんいる場所で「表紙が萌え絵のライトノベル」や「異性に出会う方法」みたいな本をブックカバー無しで読むのは、強靭な精神力が必要とされます(だからする人が少ない)。

部屋で1人で読んだ場合に比べて、疲れるうえに本の内容も全然頭に入らないでしょう。

そうなると、頭が良いとか悪いとか以前の話になってしまいます。

気疲れを防ぐ=感情的、社会的プロセスを減らす

漫画家は社会的プロセスをカットしているため、莫大な認知的プロセスを使えている。

もちろん認知的プロセスの消耗が激しすぎるから、社会的プロセスに回す余裕がないというのもあるけれど。

感情的、社会的プロセスをカットするほど、認知的プロセスに多く使えるという仕組みです。

精神的な疲労を避けるのは大事。ですが人間は社会的な動物なので、あまり過度に避けようとしても良くない結果になりそうですね。

家から全くでないとか、人との関係を完全に断つとか極端な行動は、もっと深刻な問題を引き起こすでしょう。

簡単にできて良い効果を生む方法は結構あります。

では感情的プロセスから見ていきましょう。

感情的プロセスを減らす方法3つ

ポジティブな感情は脳の性能を引き出しますが、ネガティブな感情は脳の働きを弱めます。

ストレスにも良い面と悪い面があるとか、ストレスには効果的な解消法とそうでないものがあるとかありますが、ネガティブ感情の発生自体を減らすというアプローチでいきます。

 

ネガティブな感情を減らす方法

  1. よく寝る
  2. 運動をする
  3. 毎日3つ良いことを書く

寝不足と運動不足はネガティブな感情が湧き上がりやすくなります。

ウォーキングにうつ病を防ぐ効果があることも明らかになった。

毎日20~30分のウォーキングでうつ病をを予防できて気持ちが晴れやかになる。

アンダース・ハンセン (2018年) 一流の頭脳 サンマーク出版より引用

毎日3つ良いことを書くというのは、ポジティブなものに注目するように脳を訓練するという方法です。

大昔の人間はネガティブな出来事を無視するコストが高すぎたために、ネガティブな事柄に注目するようになった(猛獣が危険だったし、川の近くに町や文明というのは作られるため、大雨が降るたび大変だった)。

今でもその習性があるので、意識して訓練しないと間違い探しばかりする人生になってしまいます。

社会的プロセスを減らす方法2つ

1つ目はノイズと呼ばれる生活に有害な情報を避けるという方法だ。

 

次の情報を避ける

  1. 自分の行動が変化しないもの
  2. 必要な頃には古くなっているかもしれない情報
  3. 誰かの憶測
  4. 気を散らせるもの

ニュースは基本的にネガティブなものばかりなので、見ないほうが良いとよく言われますね。

 

2つ目は僕の経験を書きましょう。

他人の目を気にすると疲れるだけ、学習効率が激しく落ちる

League of Legends(以下LOL)というゲームがあるのですが、そのゲームでは何年やっても物凄い低レートという人が珍しくありません。

原因は色々あるに決まっているのですが、大きな特徴として自分のレートを気にするんですね。

対戦ゲームのコミュニティは、プレイ時間が少ないけど上手な人のほうが、プレイ時間が多いけど下手という人より偉い。

ゲーム以外でも上達の速い人ほど偉くって能力があるように見えますが、プレイ時間が多いと印象が悪くなるのは多分ゲームだけな感じがします。

仕事だと生産性の高さは長時間労働から生まれるという身も蓋もない事実があり、つまりプレイ時間が多いほど偉いんですけど、ゲームは娯楽だから逆なんですね。

実際遊んでいるだけなので努力としてカウントされない。

 

それなのにレートを気にするのは人からよく思われたいということでしょうが、僕は昔から気にしたことがないです。

何故なら対戦ゲームをやり込むという行為が、すでに反社会的な行為だから。

なのでプレイ中に人からよく思われたいと思ったことが、人生でただの一度もありません。

逆に今書いているブログは社会的な行為だと思うので、どうしても人の目を気にしてしまいます。

そうなると学習効率とかエネルギー効率とかは、1人で集中してすることに比べて100分の1くらいになってしまう。

他人の目を気にしすぎると、悲しい結果になることが多いのでしょう。

 

ちなみにLOLのうまさの指標の1つにプレイマナーというものがあります。
行儀よくプレイするという意味ではなく、味方の失敗や無礼な態度に気を散らさないようにする力のことです。
感情的、社会的プロセスに認知力を割いてしまうと、学ぶことができなくなるからです。
最初からうまく出来る人もいるけど、僕を含めて大半の人間にとってはプレイマナーこそが最も克服するべき弱点でした。

人には大きく分けて2種類の考え方がある【マインドセットの意味】

能力は固定的なものだと考えると、人から良く思われたいと考え挑戦しなくなるという記事。

終わりに

書いたことのまとめ

  1. 感情的、社会的プロセスが最も人を疲れさせるので減らしたい
  2. ネガティブな感情の発生を減らす
  3. ノイズと呼ばれる不要な情報を抑える
  4. 人に良く思われようとしない
  5. 普段はなるべく認知的プロセスにエネルギーを集中させたい
  6. 感情的、社会的プロセスに集中力を持っていかれると学べなくなる

色々書きましたが、瞑想が感情的、社会的プロセスをカットするのに最も有効な方法のように思えます。

スティーブ・ジョブズは禅が大好きで、毎日瞑想にふけり、悟りを開こうとしていたという話は有名ですね。

グーグル社員の10人に1人はやっていると聞くので、凄く有効な手だというのは間違いなさそう。

 

そういえば最近Twitterで漫画の宣伝を多く見るようになりましたが、漫画家は内向的な人が多いのでやっぱり自分から貼るのは抵抗があるのでしょう。

人は直感的に理解できるものは重要だと感じます、絵は理解しやすく、ゆえにつまらない漫画というのは滅多にありません。

流れてきた宣伝漫画は全部面白かったです。

ずっと前からそういう動きがあって良かったと思うんですけどね。

関連記事など

毎日3つ良いことを書くなどのエクササイズが書いてある動画。

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